Ubuntu18.04LTSから20.04LTSにアップグレードした

Ubuntu Desktopがアップデートの影響か音が鳴らなくなり、Windowsに切り替えていましたが、GWでUbuntu 20.04LTSにアップグレードしたのでメモ。

Ubuntu20.04LTSとは

2年に一度リリースされる長期サポート版です。サポート期間が5年間提供されます。 それまで使っていたUbuntu18.04LTSのあと、18.10, 19.04, 19.10を一気に飛ばしてのアップグレードでした。 ちょっとドキドキしながらでしたが無事アップグレードできました。

イントール時間

インターネットの回線速度が200Mbpsとかでている朝に実施したので、1時間足らずで完了しました。

アップグレード後実施したこと

ibus-mozcのキーボードが英字配列で認識されていたので、設定ファイルを編集

毎回調べてる 参考URL を見ているので改めてメモ。

  • sudo vim /usr/share/ibus/component/mozc.xml

  • <layout>default</layout><layout>jp</layout> に置換

  • 変更を保存したらログアウトして再ログイン

  • キーボードレイアウトを確認して日本語配列になっていればOK

必要なパッケージのインストール

デフォルトのPythonのバージョンが上がっていたり、nodejsまわりが消えていたので再インストールしました。

  • sudo apt install python3-venv python3-pip nodejs npm

  • deadsnakes から sudo apt install python3.7 python3.7-venv

Ubuntuでどうやってシステム側にpipをいれるかは毎回悩ましいのですが、今回はaptで入れました。

vimの再インストール

自前でビルドしているため、依存関係が変わったあとは再インストールが必要でした。今回はPython3の場所を指定するだけでOKでした。 vimのリポジトリーはgit clone済みなので、 vim/src ディレクトリーに移動して以下のコマンドを実行します。

$ make distclean
$ ./configure \
    --with-features=huge \
    --enable-gui=auto \
    --enable-python3interp \
    --with-python3-config-dir=/usr/lib/python3.8/config-3.8-x86_64-linux-gnu/ \
    --enable-fail-if-missing
$ make
$ sudo make install

ビルド方法については vim-jp » Linuxでのビルド方法 も参考にしてください。

xselの再インストール

ここまでで一応必要なパッケージは揃っていたのですが、以下の現象が再発しました。

Ubuntu18.04LTSのときにインストール済みだったのですが、下記手順でインストールし直したところ改善されました。

$ sudo apt remove xsel
$ sudo apt install xsel

最後に

アップデート自体はすんなり行えました。ひとまずまたUbuntuの民に戻ろうと思います。

ただUbuntu18.04LTS時代はオーディオ関連に悩まされていたので、使っていってどうなるかは気になっています。 有線でイヤホンを使っているときは問題なかったですが、AirPods Proとは接続がなかなかできなくてペアリングし直したりしてました。 さすがにmacOSほど親和性はないと思うので、うまく付き合っていけたらいいなー。