macOSからArchLinuxにしたが結局macOSに戻ってきた話

職場のPCがMacBook Proです。 OSはLinuxに変えても良いとのことだったので、VimでPython2/3の同時ロードがしたい自分は何も考えずにそれが可能なArchLinuxを使ってみたのですが、結局出戻りしました。

出戻りした理由

5つありますが、積極的な理由で戻ったわけではないです。

ブートマネージャーを壊した

  • 一番の理由はこれ。

  • どうやら消しては駄目なところを消したらしく、再度入れ直しても復旧できなかった。

電源管理まわりが上手く動かなかった

  • MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015) だとサスペンドやハイバーネートが上手く動かなかった。

  • なんだかんだいってmacOSの電源管理は優秀。

macOSの仕様に引っ張られるのがつらい

  • Slack2.6.0〜2.6.2で、日本語入力時に不具合が起きる件。

  • .DS_Store 邪魔…

  • macOSだと表示できる文字が、Linuxだと表示できないことが少しあった

Google日本語入力がないのが地味に厳しい…

  • 辞書を追加しても、英語のスペルとか補完してくれなくなるのが痛い。

自分でいじれる=いじれないとそこでとまる

  • 当たり前の話だけどいじれないとそこで止まる。

ArchLinuxで良かったところ

問題がなければそのまま使い続けていたと思います。Linuxデスクトップを使ってよかったところは以下。

速い。とにかく速い。

  • PyCharm, Chrome, Slackと立ち上げると、macOSは一度席を立つのにそれがない。

  • PyCharmのリモートデバッグもほとんど待たされない。

Linuxなので開発環境を整えるのが楽

  • pacman/yaourtが多種多様なパッケージをインストールできるので楽。

  • pip install hogehoge が普通に動く。

  • VimのPython/Python3同時ロードが普通に使える。VimがSEGVしない。← 重要

LinuxからmacOSに戻ってきてよかったと感じたところ

ほとんど出戻りした理由の逆になってます。

電源管理がちゃんと動く

スリープが当たり前に動くのは素晴らしい。

macOSのしくみに乗っかれる

Slackで変な文字が表示されない、フォントが綺麗。もとに戻す手段が確保されている。

アプリで解決手段が準備されていることがある

macOSが残念なところがあっても、アプリで解決手段が準備されていることがある。Google日本語入力だけだと Ctrl+[ESC が動かなかったので、 BetterTouchToolを使ったり。

まとめ

以上、理想郷を求めてArchLinuxに手をだしたが、しくみに乗っかる方が自分にはあっていたという話でした。ホストOSにmacOS、VMでLinux動かせばいいかなと。

今後Macを触らない環境になったら、また手をだすかなー。なんて。