Python3の開発環境を整えてみた¶
パーフフェクトPythonではWindows7, MacOSX, Ubuntu12.04LTSでの例が挙げられています。 今回はUbuntu12.04LTSを選択してみました。手順は以下。
VagrantでUbuntuをセットアップ
Python3および各ツール類をインストール
+α、開発をサポートするツール類をインストール
VagrantでUbuntuをセットアップ¶
普通にやるのはおもしろくないので、 2013/02/10 Vagrantで作るUbuntu-12.04環境 - 清水川Web を参考に Ubuntu12.04LTSをセットアップ。楽すぎてびびる。 ここから先はターミナルからsshで接続して操作する形になります。
Python3および各ツール類をインストール¶
パーフェクトPythonにある通りに必要なものをインストールしていく。まずはPython3のインストー ル。
$ sudo apt-get install python3.3 python3.3-dev
$ sudo apt-get install zlib1g-dev libssl-dev libreadline-dev libsqlite3-dev tk-dev
libbz2-dev libgdbm-dev tcl-dev
$ wget http://www.python.org/ftp/python3.3.0/Python3.3.0.tar.bz2
$ tar xjf Python-3.3.0.tar.bz2
$ cd Python-3.3.0
$./configure --prefix=$HOME/python3.3
$ sudo apt-get install make
$ make && make install
仮想環境の準備とpipのインストール
$ pyvenv default33
$ source default/bin/active
$ python -c "import urllib.request;urllib.request.urlretrieve('http://python-distribute.org/distribute.py', 'distribute_setup.py')"
$ python distribute_setup.py
$ easy_install pip
IPython
$ pip install ipython
後は本書で挙げられていたライブラリ類をインストールしていきました。本の中では触れられていなかったけど、途中インストールが必要になったのが以下。
make(Python3インストール時)
g++
libxml2-dev, libxslt-dev(lxmlインストール時) 参考URL
4つとも
$ sudo apt-get install ...
でインストールできた。
さて、ここまでで本に書いてあるものはインストールできたわけだけど、このまま開発するには少し物足りない。というわけで少し+αで加えてみた。
+α、開発をサポートするツール類をインストール¶
ipythonで試すのも良いのだけど、普段使っているテキストエディタで編集したい。更に設定も同じにするためにgitも導入してみました。
$ sudo apt-get install vim
$ sudo apt-get install git-core
$ git config --global user.name "ユーザー名"
$ git config --global user.name "メールアドレス"
$ git clone "githubに上がっている自分のdotfiles"
後はシンボリックリンクを貼って .vimrc, colorschemeを設定します。ちなみに自分が使っているcolorschemeは これ です。 更に VimでPython環境をいい感じに整える | tekkoc’blog を参考にVimのプラグインも導入します。
jedi-vim (補完プラグイン)
pyflakes-vim (構文エラーの検出)
Vim使いの方はこの2つは入れておいた方がいいかと思います。pathogen.vimやNeobunle.vimを使っている方はすぐにお試しできるかと思いますので是非。
終わりに¶
これでPython3で開発する環境は整いました。さあ、あとは実践あるのみです!